成形品の表面を美化するために、その表面に着色や模様付けを行うのに用いられます。装置も簡単で作業も比較的簡単になっています。
ホットスタンピングする方法としては、成形品の表面に金属製刻印を当ててスタンプする方法と、成形品の凸面あるいは全面にシリコンシートを押し付けてスタンプする方法があります。
よく使われる前者の方法を簡単に説明してみます。
銅、銅合金、亜鉛合金などで作られた原版を120〜150℃位に加熱し、プラスチック製品との間に箔(はく)を挟んで加圧します。そうすると、凸部に接触した部分のみが熱せられて、製品に接着します。その後に箔をはがすと、所望の文字や模様が成形品にのこるということになります。
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