プラスチックめっきの目的は、耐候性、耐熱性、機械的性質の向上、吸水性の減少などの成形品表面の機能的な改質効果なども大きな要因ですが、その主目的はやはりめっきによる重量感や高級感を与えるという表面塗装とシールド効果の役割に大きいものがあります。
めっきの方法はまず無電解銅メッキや、あるいは無電解ニッケルめっき(化学めっき)を成形品面にわずかに付着させ、その上に銅・ニッケル・クロムなどの電解めっきを行う化学めっきと電気めっきを併用した方法がとられています。
ABS樹脂はめっきが容易なプラスチックとして知られています。
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